歌 谷 真酉美 作詩 石松秋二 作曲 能代八郎
昭和14年
1 上野駅から 九段まで
かってしらない じれったさ
杖をたよりに 一日がかり
せがれきたぞや 会いにきた
2 空をつくよな 大鳥居
こんな立派な おやしろに
神とまつられ もったいなさよ
母は泣けます うれしさに
3 両手あわせて ひざまづき
おがむはずみの お念仏
はっと気づいて うろたえました
せがれゆるせよ 田舎もの
4 鳶が鷹の子 うんだよで
いまじゃ果報が 身にあまる
金鵄勲章が みせたいばかり
逢いに来たぞや 九段坂
九段之母 莊峻華漢譯
自上野驛到九段坡,路途不熟,內心焦慮,依著枴杖,走了一天。
我兒!我己安達神社,我來探望你。
神社牌坊,高聳入天。你己列為靖國神,祭祀於此宏偉神社,我不
禁為你哭泣。雙手合十,曲膝跪地,拜唸佛經。我心紊亂,請寬恕
我,我兒,我只不過是位村婦。
鳶出於鷹,如今,鳶飛戾天。如此殊榮,我不勝悲傷,為著讓你看
著國家給你的金鵄勳章,我來九段坡看望你。
編者:渡邊先生解釋,母親內心紊亂,百感交集,係因其於神社中
唸佛故也。九段坡仍靖國神社也,每年,日相為祭祀靖國烈士,引
起東亞各國騷動。莊峻華
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